以下の記事を読みました。
マタニティマーク嫌がらせ 「社会の闇が深まっている」との指摘

 ”マタニティマークは2006 年、厚生労働省が妊婦にやさしい環境作りを目的として制定したもので、全国の多くの自治体が妊婦に配布している。妊婦が交通機関などを利用する際に、周囲 が妊婦への配慮を示しやすくする、などを目指したものだ。キーホルダーなどのタイプもあり、バッグにつける人も多い。
 しかし、実際にはマタニティマークをつけたことで、妊婦が嫌がらせを受けるケースが多数報告されている。


マタニティマーク普及委員会の運営責任者は、こうした嫌がらせの背景についてこう解説する。
「マタニティマークは、障害者のかたの車椅子マークや内臓疾患などのかたのハート・プラスマークと違って、体の疾患、病気などではない妊産婦に対するものということから、健康なのに人に善意を求めるのはおかしい、という考え方を持つ人もいるようです」
 また、不妊症などで子供が思うようにできない女性の嫉妬心から、マタニティマークをつけた妊婦への嫌がらせにつながるケースもあるようだ。”


”妊婦への嫌がらせについて作家の北原みのりさんの見方はこうだ。

「幸せそうな人妊婦を見て、子供を授かることができない人が嫉妬する感情を持つのは悪いことでも珍しいことでもない。それが、実際に妊婦に対する行動に向 かってしまうというのは、感情を抑えられないくらい追い詰められている人が増えている感じがします。妊婦や赤ちゃんは、本来なら、社会から守られるべき存 在ですよね。そうした存在が叩かれるというのは、社会の闇がかなり深まっているのではないでしょうか」

(斜字引用)

さて、ここで個人的な意見を引用します

婚活ギブアップ。独身女性36歳 from横浜
より
”中学のころからの友人が 婚活パーティーで出会った人と 付き合って3ヶ月で既に妊娠。
それは別にいいのですが それを自慢する長文メールを頻繁に送ってくるように
正直、鬱陶しいだけ・・・
もう友達やめたくなりました。
(中略)

着信拒否しようかと思うほど。
私は子供が出来た人とは本当に友達づきあいを
続けられないと思っています。
なぜなら話すこと無いから。
趣味の話したって、 やっぱりそれは出産、子育てに勝るものではないから。
私だって普通に恋愛して結婚して子育てして・・・ そんな人生送るんだと思っていたけれど
恋人さえもできないし好きな人も出来ない人生。”


嫉妬心が強くにじみ出ている様に感じます。

こういう文章を見ると
結婚とは何か?
子を産むとはどういうことか?(男ですので産めませんが)
ということを考えさせられます。

嫉妬に関しては面白い動画がありました(フランス・ドゥ・ヴァールさんの実験です)。
音声は英語です。字幕がないので内容はあまりわかりません。
どうやら、嫉妬という感情は猿でも持っていることから、人間の本能に根ざした強い感情のようです。

ビデオは、2匹の猿を使ったある実験の様子です。
お互いが見えるガラスまたはアクリル製のケージに入れられ
あるタスクをすると、ご褒美をもらえます。

片方の猿には褒美としてきゅうりを与え、
もう一方の猿にはぶどうを与えます。
(きゅうりは栄養が低く、ぶどうに比べて価値の低いご褒美です。)

タスクを実施した後、片方の猿にはぶどうが与えられたのをみて、
きゅうりしかもらえない猿はどのような反応を示すか記録されています。